カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・マラソンの雑記。頭のちょっと変な人用。

ついにやってしまいました・・・。

トレランは、常に危険と隣り合わせです。

自分では理解していましたし、安全に関しては最善を尽くしてきたつもりです。

 

しかし、ついにやってしまいました・・・。

 

今日は日曜日。朝から用事がぎゅうぎゅうに詰まっていたので、朝、3:00に早起きして30kmロング走に出かけるつもりでした。

あわよくば3時間走までしたいな、なんて。

 

しかし、朝寝坊したんですね、私。

それで朝は走れませんでした。

しかし、用事が15時までなので、18時半に子供たちをお風呂に入れるまでに時間が空く。

だからそこで走ればいいか、なんて思っていたんです。

ただ、その用事が推して。結局帰ったのは15時半。

私は帰宅するなり、焦って走りに行く準備をしました。

 

そこで。

いつもならロング走の前はう〇こを出し切って出かけるんですよ。

ただ今日は、妻が「私もトイレ行きたいからすぐ代わって」と言われて、まだ全然途中だったのに、「まあいいか」と思ってすぐに代わったんです。

それで、そのまま準備もろくにせず、走りに出ました。

 

あ、今回は重要なミステイクを赤字にしています。

今後、私と同じミスをして辛い目に皆様が合わない様に・・・。

 

走り出してすぐ、「あれ?おかしいな?」と思ったんです。

おなかの異常に気付いたんですね。

でも、まあいいか、最初のトイレポイントが5キロ先にあるからそこで行こう」と考え、引き返さなかったんです。

焦りがあったんですね。

これで引き返してしまうと、予定の練習がこなせない、と。

 

そして、そのまま走っていましたが、トイレポイントまであと1キロの時点で、う〇こが言います。

 

「もっとプッシュしていこうよ!」

 

完全に入口をつつき始めます。関門を突破したい猛者たちが、今か今かと肛門に集結しています。

 

私はついに、走ることを諦めました。

でも、いいんです。

私が守らなければならないのは、人としての尊厳、ランナーとしてのプライド。山屋の根性。

そういうものです。

ここで走る事にこだわる意味はない。

一歩一歩、着実に歩きます。

 

あと1キロ。

限りなく遠い一キロですが、それは永遠じゃない。

私が歩く一歩は、私がう〇こを我慢した一秒は必ず未来へとつながっているのです。

諦めるわけにはいかない。

 

しかし、まさかの事態が・・。

開門を待ちきれないアーリースタート勢が、無理やりスタートしたのです。

 

ここまででも、私は判断ミスをしていました。

「う〇こを完全に我慢するのではなく、肛門近くで止めておいて、トイレに入った瞬間に脱糞しきってしまおう」などと。

この段階でもまだ、予定通りの練習の行程を終わらせようと思っていたんです。

考えが甘いとしか言いようがない。

一秒を削るなら、う〇こ中じゃなくてもいい。

 

しかし。

 

アーリースタート勢の〇ンコーが肛門を突破した瞬間。

我も我も、と、一般〇ンコーも大挙として肛門を突破していきます。

 

ぜんぶでました。

 

因みに、昨日と今日だけで、8000kcalくらいとっています。

チビる、とかいう量じゃない。

どんぶり一杯分くらいが一気に噴出しました。

 

私は一瞬、頭が真っ白に・・・。

でも、呆然としているわけにはいかない。

 

昔、知り合いの某証券会社のトップ営業マンがある日突然駅のホームで脱糞して、そのまま精神を病んでカムバック出来なくなったのを思い出しました。

 

私はここで終わるわけにはいかない・・・!

 

しかし状況は最悪です。

ここはまだ自分の子供たちが通う学校の学区内。

知り合いも大量にいます。田舎と言えど、民家も多数。

パンツを洗うには、脱がないといけない。しかもこの状態で歩き回るなんて無理だ・・・。

 

まて。諦めるな。私はピンチの時こそ輝く男。

ディフェンスに定評のある男。

諦めるな!

 

自分に言い聞かせ、奮起します。

何か壁にぶち当たったら、まず強靭なメンタルを一時的にでも作りあげる。

そして情報を整理し、乗り越えられないわけじゃないという事実を確認し、乗り越えられるステップを一つ一つ作り上げていく。

それしかないんです。

 

そして私の頭は、すぐにこのう〇こでパンパンのパンツを人目を避けて洗う事が出来る用水路を割り出しました。

 

何とかして、そこまでたどり着かないと・・諦めるな!

 

乗り越えなければならない壁。

まずこの狭い道で前方から迫ってくる、買い物袋を提げたお爺さんとすれ違う事。

幸い、まだう〇こはパンツの中に納まっています。

明らかにパンパンですが、この状態なら問題は匂いだけ。

 

私は、まるで走り疲れたランナーを装って歩き出します。

本当はウンコーですが、関係ありません。

 

ところが、トラブル、というものはいつでも起こるもので・・・。

美しい軌跡を残しながら、一筋のう〇こが腿の裏側をつたってきたのです・・・!

 

このままでは・・・!そうだ!

 

私はすれ違う直前、とっさに「こんにちは!」と、100%の笑顔と大声で挨拶します。

するとお爺さんは、「こんにちは!元気がいいね!」と答えました。

 

これでお爺さんは、「う〇こ臭いな」と思っても、「自分の口臭かな」とおもったはずですし、すれ違う前にこちらをしっかり見ているので、振り返ってわざわざ私を見るような事はしないはずです。

 

まんまと、私の作戦通り、お爺さんは私がランナーでなくウンコーだと気付かずに過ぎていきました。

 

ただ、まだ油断は出来ません。

水路に通じる通路の入り口には、民家があります。

ここに万が一、人がいたりしたら、大きく迂回せざるを得ません。

人がいない事を祈っ・・・「ウイーーーーーン!!」

 

電ノコ。DIY。Do It Your Unko。

心の底から「SHIT!!」と叫んだのは、生まれて初めてです。

 

もっと前から電ノコの音は聞こえていたはず、異変に気づいていたはずです。

しかし、ここでも「そうはいっても行けるんじゃないか」と甘い考えを持っていたのです。

 

もう無理です。う〇こはすでに次々にエイドを出て、次のチェックポイント(膝)に向かっています。

 

私は走り出しました。もう何も考えず、少年の様に。

 

う〇ことか関係ない。

 

俺はう〇こしてない。

 

多分キロ4分くらいで走りました。

最高に気分が良かったです。だって快便でしたから。

 

しかし!神様というのはいるもので。

誰にも会わず、薄暗くなった水路にたどり着く事が出来たのです。

 

私はどこからも見えない草葉の陰に行くと、すぐに下半身の服全てを脱ぎ、水路に飛び込みました!

 

しかし!

 

足がwww届かないwwwww手もwww水路の上端にとどかないwww

 

死ぬかと思いました。なんと水に入るのに水深を確認しなかったのです!

 

そこは、少し水路が登りになる為に、川底が深くなっていたのです。

まさかの下半身裸、残されたのはうんこまみれのパンツ、という水死体になるところでした。

 

ここでランタスティックが

「距離、5キロメートルです」と知らせてくれました。

ありがとう、ランタスティック、もといアディダスランニングアプリ。勝手にアプリ名変わるな。

 

なんとか這い上がった私は、浅い場所に移り、また飛び込みます。

水路、といっても、清流の、しかもかなり川の上流から流れてきている水です。

入った瞬間からしびれる冷たさ、しかも急流。

しかし、私は諦めません。

すぐに感覚の無くなり始めた手で、まずおしりと足を洗います。

次に、汚れてしまったショートパンツ。しっかり洗っていきます。もう指の感覚は有りません。

顎もガクガク言い始めました。

 

そしてパンツ。

 

これはしっかり洗わなければ・・・と思ったその時!

 

しっかりと掴めなかった為、パンツが流されてしまいましたwwwうわwww

 

私は必死に追いかけますが、流れが速く、一瞬で彼方に流れていきます。

 

私「まってくれ!いかないでくれ!お前がいないと!俺は!!」

パンツ「オレの事はいい!行け!オレ無しでもお前なら行ける!行くんだ!」

 

残されたのは私一人。

ここまで、辛い時も楽しい時も一緒だったパンツはもういません。

もしもあの時、パンツを履いていなかったら。

私はお爺さんに気付かれ、今頃ウ〇コマンとして近所で笑われている事でしょう。

パンツは、私の犠牲になったのです。

 

しかし、感傷に浸っている暇はありません。

何故なら、どう考えても私の体は低体温症になりかけています。

 

まず這い上がる。

思えば私の人生は這い上がり続けてきました・・あの時、あれは20代最初の夏・・それはどうでもいいわ。

 

どうにかしないとマジで死ぬ。

身体をまず無事なTシャツで拭きます。

そして洗ったランパンを力の限り絞り、履きます。

これで、はた目には「走りすぎて汗かいたランナー」になりました。

「ウンコー」には見えません。

 

ただ、この状態で帰れるのか?

一瞬、妻を呼ぶ事も考えましたが、私は自分の体力を信じました。

走り出す。走り出したのです。

足首から先の感覚は有りません。手も冷え切っています。

しかし、走れます。走りづづけていると、体が温まってきて、手足の指の感覚こそありませんが、震えも止まり、アゴのガクガクも消えました。

 

「行ける」

 

私はゴールを確信しました。

フィジカルを、メンタルが凌駕していく。

これこそ、スポーツの醍醐味です。人生の醍醐味です。

 

今、私は、お風呂で体を暖めた後、このブログを書いています。

妻は「何?ちびったの?」と言っていました。

まさかちびったどころか、どんぶり一杯のうんこを放出してきたとは思っていません。

 

しかし、このブログを読んで、真実をしる事でしょう。

でも私はそれを恐れない。

この体験を、誰かがする可能性が少しでも減るなら。

下半身裸でう〇こパンツを残す変死体が発見される確率が少しでも減るなら。

妻からの嘲笑は甘んじて受けます。

 

今回、この悲劇的な体験をして、一つだけ思う事があります。

どうかナイキ、アディダス、アシックスなどのランニングパンツメーカーの方。

うんこを漏らしても外に出ない。

そういうランパンの開発を急いで頂きたいと切に願い、本日の体験談を終了したいと思います。

 

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