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レース後初めてのジョグ
昨日ね、レース後、初めてジョグって来たんです。
11キロなんですが、結構筋肉痛みたいな痛みがあって驚きました。
やっぱりロードの方がトレイルよりもダメージ大きい気がしますね。
いつもジョグやゆっくり目のロング走ではポッドキャストを聴いて走っているんですが、昨日はなんとなくエスカレーターエレベーターにのるトレイルランナーを聴いていました。
トレラン界隈では有名なお二人によるポッドキャストで、このエピソードはこの時点での最新話なんですが、最初から最後までほとんどトレイルランニングに関係ない回素晴らしい回で勉強になりました!
いや、でもこういう雑談を聴きたい時というのはかなり有って、結構な頻度でニヤニヤしながら聴いています。
ただ、途中のマツイさんの話で、思い出したことが有って。
それを今日は書きたくて。
美しい夕日の射す線路沿いの小屋の想い出
私がまだ小学生の頃。とても好きな場所が有りました。
その場所は線路沿いに有って。
線路以外の三方を丘に囲まれた、田んぼが広がる場所なんです。
いつもは平穏な、それでも小川なんかも流れていて、それなりに美しい場所なんですが。
太陽が落ちてくると、真っ赤な夕日がさして、一面真っ赤になったりして。
田んぼに水が張っている季節なんてその赤い残光が反射して、ものすごくキレイなんですよ。
小学生の頃からわざわざそれを見るために、よく自転車で来ていました。
そしてその場所のすぐそばに、トタンで出来た農機小屋が有って。
ある日。そこで、友人の一人が発見したんです。
大量のエロ本を。
その時からもう、同じ地域の仲間と連れ立って、いつも訪れていました、その美しい場所に立つエロ本小屋を。
恐らくお爺さんのエロ本の隠し場所だったんだと思うんですが、それまで道端に捨てられたエロ本しか見たことのない初心な小学生たちからしたら、宝物のような保存状態のエロ本数十冊。
いや、100冊は超えていたと思います。
その場所を発見した衝撃たるや。
そしてその秘密を共有し、私たちはいっそう友情が深まりました。
(---ここでSTAND BY MEが流れる---)
しかし時は過ぎ夏休みのある日。
友人が私を呼びに来て言いました。
「あの小屋が燃えている!!」
私たちは他の仲間にも声を掛けて、自転車をトバしました。
そこには燃えさかる小屋、そして立ち尽くすお爺さん、田園の中を伸ばされていく消防車のホース。
お爺さんの悲しそうな背中が忘れられません。
その小屋には農機具と言っても鋤や桑程度しかなかったと記憶していますが、お爺さんにとっては沢山の思い出が詰まっていたのでしょう。
いや、私たちだって同じです。
たくさんの思い出とエロ本が詰まっていました、あの小屋には。
後で聞いた話ですが、仲間の一人は小屋に向かうところをお爺さんに見つかった事が有って、
「こっそりいかなアカンで」と言われた事があるそうです。
分かっていたんですね、お爺さんは。
---(ソダーリンダーリンステエエン!!バアイミイ!!!)----
とにかくその日以来、私たちは大きな喪失感を抱えながら、集まる事も減っていきました。
私はそれ以後も、おちこんだりしたときにその場所で夕陽を眺める事も有りましたが、何故だかすっかりあのエロ本小屋の事は忘れてしまっていました。
それを思い出したんです、マツイさんのエロ本話を聴いて。
美しい思い出を思い出せてよかった。ありがとうございます。
ええと、最後に、ついでに私がいつも聴いているポッドキャストを紹介します。
超オススメのポッドキャスト3選
トレイルランナーなら皆さんご存じ、100マイルを100回走ると決めた男、Tomoさんとオリジナルビバークレーションで有名なウルトラランチの経営者、通称ドミンゴさんのポッドキャスト。二人の優しい語り口が癒し。
最近ハマりにハマっている、コクヨ野外学習センターの人類学・文化論のポッドキャスト。ランニングとは全く関係ないですが、世界中の民族の文化や生死などをコアなゲストが語ってくれる。
自分の生き方を考えさせられることも多く、オススメです。
言わずと知れた、ラジレキ。歴史系だと恐らくコテンラジオが有名ですが、こちらも素晴らしいコンテンツ。
二人の掛け合いも無駄がなく、話もギュッと纏められているし、なんとなーくコテンが合わない私のような人にはオススメ。