昨日滑落しました。
5メートルほど。
果たしてカモシカは生きて帰ってこられたのか!?結果は最後までご覧ください。
いや、ちょうど一昨日、NHKの逆転人生という番組で、羽根田さんの遭難シリーズでも扱っていた足にウジ湧いちゃって意識失ってたら増水した川に流されてそれでも生きて14日後に再び川が増水する寸前に救出された方の話がやっていまして。
といっても私は録画して見たの、昨日の夜なんですが。
そういうのもあってか、朝2時に起きたのに聖岳に登る予定を切り替えたんです。
だいたい、登山の日の朝って「面倒くさい」と思うもんなんですが、そうじゃなくってなんか嫌な想像ばっかりしちゃう日ってあって、そういう時はだいたい危険な事が起こってます、私の場合。
昨日もそんな感じだったので、安全な(ハズの)田立の滝のハイキングに予定変更。
まあ、実際昔行ったときは子供も普通に遠足で来られる程度の道だし、私でも終始ギリギリ走り通せるくらいの道なんですよね。
今回はその先の天然公園という山の山頂まで行くんですが、そっちは更に安全だから問題なかったはずなんです。
まあ長々と前提を書きましたが、そういう次第で滝めぐりに行ったんですが、見事滑落しました。
田立の滝の螺旋滝を見に行ったとき。
滝つぼから滝を見上げる写真を撮りたいな、と思って、カメラは三脚に立てて滝の動画を取りつつ自分は滝つぼまで行ける道を探りに。
すんごい急流ですから。慎重に、慎重に。
そしたら、苔の上でグリップ効かず滑り。一枚岩なので掴まるところも無く。
滑りだしたらどうにもならず、さらに下の岩に滑り落ち、そしてさらにその下の岩に身体をぶつけて、ドボン。
死ぬ、と思いました。が。
私が落ちたそこはほぼ水たまり。濡れたのはひざ下だけ。運よく助かった・・・。
私さっき苔の上で滑った、と書きましたが、足場の中でも濡れてはいるけど苔じゃない場所を選んで歩いたんです。そしたらそこがヌメヌメしていて、そのあと苔に滑らされた感じ。
多分沢登している人からしたらカンで分かるんでしょうけど、私にはちょっとその経験はなかった。
私の経験からいうと、その濡れ方も岩質も「そこまでは滑らない」見た目だったんですね。
そして久しぶりに出したトレイルロック。これがいけなかった。
当時としてはそこまで滑る靴、というわけではないですが、何せ古いし劣化もしている。
最近ずっと履いているアシックスのゲルトラブーコのアシックスグリップがまったく滑らないので、甘やかされていて尚更滑り出しの反応が遅れてしまったのかもしれない。
反省点
やはり、一番危険なのはトレイルを走っていない、歩いていないとき。
今までのプチ滑落も道間違えて無理やり近道しようとしたときや、立ちションしようとしにいった時ですから。
遠回りしてでももっと安全なルートを探すべきだった。
という事で運よく無事でした。
というか振り返ると、滑って命の危険がある場所だったら多分あそこ行ってないだろうから、瞬時にそういう判断下したのかな、という気もする。
皆さんもホント、ご注意を。
走っていないとき、歩いていないとき。こういう時が一番危険です(私調べ)。