メタスピードスカイの見た目詳細レビュー
メタスピードスカイ、ヤバイです。
まず見た目。
ヤバイ。
アシックスっぽくないヤバさ。
カラーリングがグラデーションかかっていてそこはヤバいけど、全体的には結構ヤバいです。
一番ヤバイのはここ。
TOKYOって文字が最高にダ・・ヤバイです。
まあでも全体のデザインとしてはヤバイと思います。
メタスピートスカイの軽さ、実測!
持ってみて、軽さもヤバい!
かなりヤバイですね。
公称199gだそうですが、私のは26.5cmで左183g,右179gで結構ヤバイです。
実測だとヴェイパーフライネクストが26.5cmで185g前後のヤバイ重量だそうですから、それよりも軽い、ヤバイ、という事ですね。
ソールを眺めてみる・・・!
おや?なんか既視感が・・・気のせいか。
カカトはアウトソール無しでヤバ目。
完全にフォアフットで行かせようとしている。ヤバい。
ソール厚さはつま先28cm、踵が33cmでドロップ差は5cm。
アシックスとしてはかなりフラットな作り。
とはいえ、履いてみると、つま先が上がっていて、硬いカーボンプレートは湾曲しているので、自然と前傾姿勢になる。
つまり、前傾姿勢をドロップ差ではなくカーボンプレートの形状で達成できている。
しかもつま先が厚いものだから、単純にそれだけでストライドが伸びる。
その上、はんぱ・・いや、ヤバいです。
前傾でヤバイ。
ソールで一番ヤバいのがこれ。
透かしでa。
よかった。超速とか魔速とか空とかじゃなくて。
すぐ虎走とか入れたがるからアシックスはヤバイ。
メタスピードのアウトソール良いよ
で、アウトソールはアシックスグリップ採用なんです。
メタライドとかトレランシューズでも採用されている、耐久性とグリップ性能をかなり高次元に達成している素材。
以前書いたゲルフジトラブーコのレビューにも書いた。
これは多分、ダントツで世界一だと思う。
開けた瞬間から空気中の埃が付くほどのグリップ。触るとネチャネチャ。
そしてさほど減らない。
ただしこれ、真夏の炎天下のアスファルトではやっぱり結構減るので、それだけは注意です、このアウトソールでは薄いから余計心ぱ・・ヤバイ。
とにかくヤバイです。
これだけ薄いからヤバイですよ。
で、肝心のミッドソールとカーボンね。
搭載されたカーボンとミッドソール凄い
まずミッドソール。
フライトフォームブラストターボというクソ長い名前がヤバイ。
見た目はフリーズドライしたお餅みたいでヤバイです。
もしかしたらお餅かも。誰かお湯に漬けてみて。
戻ったりしたらヤバくない?
とにかくスカスカで軽くて柔らかい感じでヤバイ。
しかし凄い反発。
触った感じはヴェイパーフライネクストのズームエックス(だっけ?)の反発と同等以上な感じでヤバイ。
ただ、あちらの素材にある「嫌なシワ」が全くない。
素材の美しさとしてはまったくもってこっちの方が上。
日本の素材、という感じです。
こういう高分子系の塊の素材って、どうしても毎回製造条件が変わる上に、絶対にムラになるんですよね。
そのムラがああいうシワになったり、軽さが違ったり「当たりはずれ」になるんですが、これに関しては日本企業らしい均一性を感じます。
歩留まりわるいんだろーな・・・。
は、何喋ってるんだわたしは。
とにかくヤバイですね。
カーボンプレートは、かなり硬いです。力いっぱい押して、踏んで、やっと曲がる感じ。これは走ってみないとヤバさはわからない。
アッパー拝見!
アッパー素材は硬めのメッシュ。ニット構造なのでかなり伸縮します。
ただ、水を吸わない素材に見受けられるので、メッシュが荒い事もあって、かなり風通しはよさそう。
シュータンはペラッペラでヤバイです。
ただ、ヒールカウンターはしっかりと包み込む構造、硬さで、ザ・アシックスなフィット感でヤバイです。
私がアシックスを履く理由の99%はここのフィット感のヤバさなので安心。
捨てるわけないと思っていたけれど。
という事で走りに行ってきます。
実走のレビューは次回を見てくれよな!