子供を持つ親、ましてやこのブログを読んでいるようなランナーや登山者の皆さんなら、子供の靴選びにはそれなりに気を使っていると思います。
どうも変な人が多いから、読者様。
私も一応ランナーの端くれなので、子供の靴選びにはそれなりに慎重になります。
今現在、子供が履いている靴のシェアで言うと、小学生にはアキレスの瞬足とアシックスのレーザービームが2台巨頭。
アキレス 瞬足
ASICS レーザービーム
幼稚園児だとニューバランスの996とナイキのダイナモが売れ筋、という感じだと思います(私調べ)。
ニューバランス キッズ996
ナイキ ダイナモ
既存の子供靴の問題点
特徴の違うこれらの靴をひとまとめには論じられないとは思うのですが、私が思うに、これらの靴には以下の問題があると思うんですよね。
- 脱着しやすい代わりに、アッパーが分厚いので重いし、足にしっかりフィットさせられない(履いた時のフット感は得られるが走り出すとズレる)。
- ワイド、スリムがないのに靴ひもなどのフィッティングさせる機構が少ないので、足に合わせられない。結果走り方が悪くなるし、しっかり地面の反発を得られない
- ソールが厚すぎる。重くなるし回転が遅くなる。捻挫もしやすくなるし、細かな筋肉が鍛えられない?
総じて大人用ジョグシューズに近い作りをしていると思います。
ミズノのジョグシューズの定番 マキシマイザー
子供靴の中でのオススメ
まあジョグシューズよりはスピードが出やすい物も勿論あります。
レーザービームのスピードタイプなんかはかなりソールも薄いんですが、やっぱりアッパーは厚く、乾きにくいです。
ただ、全紐のタイプの靴を選べばフィットさせられるし、私が思う子供用運動靴としては最高だと思いました。
ただ、ベルロタイプは、ベルクロの部分でしか調節が出来ないので、どうしても走っているうちにズレますし、全然フィットしていない事が多いです。
だからなるべく早く、蝶々結びを教えて、ベルクロは卒業させました。
と、改めてアシックスの子供靴を見ていたら、今はなんと、ターサーエッジ Jr.なんて物があるw
さすがにフライトソールやプロペル、アダプトメッシュなんかは使用していませんが、アウトソールの一部にデュオソールまで使われている!
これで実勢価格4000円を切るんですから、コスパも良好です。
運動会、距離走、遊び、通学、どれでもクオリティを発揮してくれそうです。
ただし、絶対にこのメッシュ、泥だらけになりそうですがw
子供用の運動靴のアッパーに合成皮革が多いのは、それもあるんですよね・・。
とくに男子なんてぐっちょぐっちょの水たまりに好んで入っていきますから、ちょっとたまったものではないかもしれません。
トレシューVSトレランシューズ
で、私みたいに既存の「子供靴」に疑問を持っている人が以前から履かせることが多いのが、サッカーのトレーニングシューズです。
軽く、ソールもアッパーも薄く、アウトソールにゴムのスタッドが付いているので、以前からずっと運動場最強説があります。
また、アッパーが合成皮革の物が多いので、洗いやすいのも特徴。
おまけに、当然ですけどサッカーにも最適なので、男の子の子供用運動靴としては最適解かもしれません。
価格も結構安いので、正直言ってオススメです。
ただ、デメリットもいくつか。
「うわー、こいつサッカーやってねーのにトレシュー履いてるよwww」
みたいなクソガキが発生するんですよ、だいたい。
サッカーの靴は俺たちサッカークラブに入っているヤツの物だ的な。
また、ソールが薄すぎて、冬のアスファルトの距離走、ペース走の授業にはちょっと辛いかもしれません。
そこでセカンドチョイスになってくるのが、トレランシューズだと思うんです。
先日も記事に書きましたが。
特にウイメンズのinov-8の小さいサイズは、アマゾンで3000円以下で売られている事もしょっちゅうです。
グリップの良さは全てのシューズの中でも圧倒的なので、検討してみてはいかがでしょうか。