カモシカロングトレイル

スピードハイク・ランニング・登山・キャンプ・山遊び。書き捨て御免。

遭難のストーリー

コロナ禍のこの夏も沢山の人が山に登り、これまた例年通り、遭難の報道もチラホラありました。

 

遭難するにはいくつかの理由、きっかけがあり、どれか一つにその原因を求めるのは難しいものです。

 

例えばよくある遭難の救助要請のうちの一つである「滑落」ですが、何もないところで突然滑落する、というよりは、道迷いからの滑落、体力低下や体調不良が原因の滑落、気象による難易度の変化による滑落、などが記録を読んでいくと多いと感じます。

 

しかしながら報道機関というのは無責任なもので、「初心者が軽装で入山したため遭難」とか、「単独の初心者が無謀にも難易度高い劔岳に」とか、警察もまだ特定していない原因を勝手に思い込みで特定し、それを匂わせるような書き方をしていますね。

 

遭難に関わらず、「子供が車道に出てきて車に轢かれた」とか、「女性が深夜歩いていて暴行された」とか、特定の情報だけピックアップして、まるでそれが理由であるかのように誘導し、アホな視聴者とかヤフコメ民を大量に釣るわけです。

 

特にテレビのよくやる手法なんですが、「コメンテーターや町の人に際どいことを言わせる」というやり方はズルいです。

 

何か有っても個人のせいにできますからね。

そういう意味では民放に比べたら、NHKは節度がある分、何倍もマシです。

 

最近、そあいう表面的なとこだけ報道して、視聴者が溜飲を下げるまでしゃぶりつくし、こねくりまわし、真実なんてどうでもいい、という報道の仕方が目に余ります。

そして次から次へとネタに飛び付く。

 

恐らくはテレビを見ている層が高齢化し、そのかたたちの好みにあったスタイルになっているのでしょうが、メディアである前に報道機関として、恥ずかしくない放送を心がけて欲しいものです、ってワイは誰やねん。

 

とにかく、知りもしないのに遭難の原因を憶測で特定して報道すんな、無駄に批判するな、と言いたい。