カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

伝統的な3大レインコートを改めて紹介したい

ゴアテックス信者のみなさーん!聞こえますかー!!

ゴアテックス、素晴らしいですよね。

別にゴアテックスじゃなくても山道具は、防水透湿素材のジャケットが沢山出ていて、超快適になりました。

 

しかし私、実は登山をするずっと前から、レインコートが大好きでした。

今まで10着くらい買ったかな?全部合わせたら100万円はゆうに超えます!

今の給料ならぜったいにあり得ない金銭感覚・・・。

当時のレインコートやスーツは全てヤフオクを経由して今の山道具に変わりました!

ありがとうスーツたち(泣)

今残っているのはこの3着のみ。


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バブアー・ビューフォート、マッキントッシュ・ダンケルド、アクアスキュータム・ステンカラー。

 

↑ これ、3回唱えると願いが叶いますから試してみて下さい。

 

偶然・・でもないんです、必然的に残ったのですが、レインコートを代表する3種類のタイプが残りましたので、これらを紹介したい。

 

1.オイルドジャケット・ワックスジャケット

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バブアー代表される、生地にオイルやワックスをしみ込ませたジャケット。

物によっては更に生地下に一枚、ビニールのシートみたいなのが挟まれていたりします。

知らない人は多いと思いますが、恐らくどこかで見たことがあると思います!

 

昔のサスペンスドラマや映画で、犯人が雨の中死体を埋めているシーンで、犯人が着ているアレです。

外国映画で死んだ人間の墓を掘り起こす時に墓暴きが着ている、アレです。

 

実はエリザベス女王も着ていたりします。ロイヤルワランチョ?です。

 

防水性能としては、豪雨でも意外と行けるんですが、長時間の使用だと、どこかしらから水が染みてきますね。

あと、生地が厚いし裏地もあるので、冬しか使えません。

逆に言えば、温かいので冬は重宝。

ただ、凄い重たいです。軽めのレザージャケットくらい。

 

バブアーのワックスジャケットは昔は匂いがキツかったのですが、10年ほど前からワックスが更新され、さほど匂わないようになりました。

ただ、満員電車の中で他人のコットン系の服に擦れると油が移ったり・・・という事も有るので、新品やワックスを塗りなおした後は表面の乾拭きをオススメします。

わたしの持っている物は15年ほど前の物なので、臭過ぎました!なのでお湯で煮だして、ワックスを抜いています。

そこにカルバナワックスと椿油を混ぜた自作ワックスを塗り込んで撥水性を持たせています。

これでも十分、日常生活では問題ないので、気になる方にはオススメです。

 

2.ゴム引きコート

 

 


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マッキントッシュに代表される、薄い生地の間(裏)にゴムを挟んだ(塗った)コートです。

縫い目以外は完全防水!どんな雨でもだいじょ・・・うぶではない。

やはり縫い目から染みます。

中にスーツを着ているなら、さほど不快にはならないので問題ありませんが。

 

しかし軽い!そしてカッチリしていて、かっこいいです。

私はマッキントッシュのダンケルド(ドレステリア別注)を購入して着ていましたが、襟を立て、颯爽と歩く姿に表参道のキラキラギャルたちもクラクラしていました、完全に。

 

ただ、これの悪いのは首みたいに温度の高い皮膚に直に触れる部分が変色、というか多分記事下のゴムの接着剤が染み出してくる。変色するんです。

また、日本の高温多湿で加水分解するのか、10年たつと剥がれてきちゃいます。

ゴムのりで適当に塗ればある程度またくっついてくれています。

専門のショップや公式に修理はしてもらえるのですが、耐久性、という点で言うと疑問を持たざるを得ないです。

でも素敵よ、カッコいい。

 

 

3.防水生地のレインコート

 

 

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上で述べたゴム引きコートの欠点を受けて開発された、バーバリーやアクアスキュータムに代表される、防水生地のレインコートです。

防水処理された糸を綾織りでぎゅうぎゅうに織る事で、防水性を持たせています。

実は開発はバーバリーよりもアクアスキュータムが先です。

バーバリーがぱく・・・リスペクトしてオマージュしてコンセンサスがノックアウトして作ったんだと思います。

バーバリーのトレンチ(20万円泣)、アクアスキュータムどちらも持っていましたが、防水性はどちらも変わらない、小雨なら問題ない程度、豪雨だと歯が立たない、といったレベル。

しかしまったく蒸れず、超がつくほど快適です、どちらも。

ゴアテックスの透湿性能なんて比べ物になりません。

それに超偉大なセレモニーに出る、とかでない限りは、どこにでも着て行けちゃいます。

現に冬の間中、着ている人は沢山いますね。

 

欠点は、どちらもオリジナルのコートはかなり身幅広目に作られている、という事です。

日本人だとかなり恰幅の良い人でないと似合いません。

もちろん、バーバリーはオーダー対応してくれるので、そうすれば身体にピタッと合う物が作れます。

しかし楽に細身に出来るのは、既製品をチェストや肩幅でサイズを合わせ、お直しの店で袖を出す、という物です。これなら高くても数千円で直してもらえます。

どちらのブランドも、現代風のシルエットのコートも出している様子(この10年近くいってないのでわかりませんが・・)なので、そういったものをチェックするのも手かも。

 

とまあなんかよくある商品をまとめただけの生地になってしまいました。

そうなったら記事の結びはコレですね・・・

 

いかがでしたでしょうか?

レインコート、沢山種類がありますね!

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます!