カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・マラソンの雑記。頭のちょっと変な人用。

ユニクロの3大冬アイテムは冬期登山で使えるのか問題

 

 

毎年9月になると話題となる、ユニクロの新作フリース。

今年はエンジニアドガーメンツとのコラボ商品が登場しました。

知っている方も多いと思いますが、エンジニアドガーメンツとはネペンテスのオリジナルブランドで、アーミー、ワークのエッセンスを取り入れたアメトラスタイルの商品群が人気。

我々世代にはネペンテス、懐かしさすら感じます。


でもちょっとダ・・・だっ、ダンディ!ダンディです。

これまでも、パタゴニアなどのフリースウェアに一家言あるブランドとは比較にならない低価格でフリースを提供してきたユニクロ。

パタゴニア2万円。ユニクロ3000円。

どう考えたって、部屋着にはユニクロに決まってます。

フリースは擦れが一番の劣化要因なので、座ったり寝そべったりの多い部屋着るでパタゴニアやノースフェイスのフリースを着るなど、リッチマン以外は勿体ないです!

 

そのユニクロですが、毎年寒くなってくると話題になるのが、

ユニクロのフリース、ウルトラライトダウン、ヒートテックは登山で使えるのか!?

という疑問。

 

雪山は(も?)まだまだ初心者である私の感想ですが、

  • フリース△

  • ウルトラライトダウン◎

  • ヒートテック×

 

が私の答えです。

 

ユニクロのフリースは雪山で使えないの?

 

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私の使ってみた感想ですが、ユニクロのフリースとパタゴニアやなどのアルパイン用のフリースの違いは大きいです。登山においては、ですが、値段分の違いは有ると思います。

以下、パタゴニアの超定番フリース、R2の商品ページより引用。

通気性、吸湿発散性、速乾性と格別な保温性を提供しコンパクトに収納できるニット構造のポーラテック・サーマル・プロ素材
両脇に使用したポーラテック・パワー・グリッド素材のパネルはフィット感と通気性、耐摩耗性を向上
テクニカルなカット。脇の下のパネルとラグランスリーブにより動きやすく、アウターやパックの下でも快適
ジッパーは超音波とステッチによる縫い目を採用しかさばりを抑え柔軟性を向上。あごへのあたりがソフトなジッパーガレージ付き
2つのハンドウォーマーポケットと左のチェストポケットはスリム・ジップを使用。内側に2つのメッシュポケット付き
伸縮性を備えた袖口は温かさを閉じ込め、前腕をしめつけることなく袖をまくり上げやすい
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用

 

とまあ長々と書いてありますが、簡単に言うと、通気性、伸縮性、汗の湿気を逃がす工夫、保温性、動きやすさ、全てが高次元で調和するように作られています。

パタゴニアのフリースは本家本元なので、ちょっと別格ですが、他のブランドのアルパイン用フリースも似たようなものです。

逆に、ユニクロにはそれらが全く考えられていません。街着なので当たり前なんですが。

じゃあまったく使えないのか、というと、割とそうでもないです。

着てみると、ハードシェルの下で嵩張るし、伸縮しないので動きにくいし、手を動かすとめくり上がって寒いし、首や袖が広いので寒いし。でも防寒具としての役目は最低限果たすので、低山ならこれでいいんじゃないか、と思います。

ただ、3000Mの稜線だと秒速20Mくらいの風が吹くので、絶対にやめた方がいいと思います。肌が露出したところは数分で凍傷気味になるので、頬さえ出したくないくらいですから。

手首や首からヒューヒュー冷気が入ってきたらたまりません。

なので、私的には△。

使えない事もない。

 

ユニクロのウルトラライトダウンは雪山に使えない?

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ユニクロのウルトラライトダウンは、アルパイン用のダウンセーターと比べて、ダウンの量が少ないです。

でもそれくらいしか負けているところはない。袖口の伸縮性とか全体の動きやすさとかは有りますが、少し大きめを選べば、もともと嵩張らないので良い感じです。

というか、雪山はレイヤリングが基本で、重ねて重ねて着るのがベターなので、薄いダウンって重宝します(だからダウンセーターも生まれたわけで)。

もちろん、このウルトラライトダウンジャケットだけで防寒しようと思ったら無理なんですが、プラスアルファの防寒具としては良いかと。

因みに、暑くなるので、雪山で行動中はダウンや化繊を着る事ってあまりありません。

ハードシェルの下はベースレイヤーとメリノシャツだけとか、その上にフリースを着る程度です。

よほど寒くなれば着ますけどね。

 

という事で、私は十分使えると思っていますし使ったことも有ります

敢えて持っていこうとは思いませんが、これしかないならこれでも良い。

よって◎。

 

ユニクロのヒートテックは山で使えない?

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ヒートテックを冬期登山で使うのは絶対にやめた方がいいと思います。

ヒートテックは身体が汗を書くとその水分を閉じ込める事で熱を発する特殊繊維を織り込んでいます。

これが悪い。

 

登山で汗をかくときはより身体を冷却したい時ですから、当然暑くなられちゃ困るわけです。

逆に汗をかかない、寒いときはというと、ただの薄いベースレイヤーでしかないので、あまり温かくない

しかも速乾性がかなり低いので、ヘタをするとすぐに湿りだします。

ヒートテックは雪山で実験したことが有りますけど、本当にダメ。

アウトドアブランドがこれ系繊維を採用しないのには理由があるんですね。

 

ミズノのブレスサーモも同様の特徴を持っているので、恐らく使いづらいと思います。

持っていないので何とも言えませんが、「汗を掻いたら温かくなる」ってコンセプト自体がスポーツ向けではないと思いますが・・・。

 

という事でヒートテックは私は登山では使いません。

ただし、普段の仕事のインナーとしては安くて重宝しているので、決して悪い物ではないです。

 

 

とまあ、ウダウダと御託を並べましたが、実際の所、使い方は十人十色。

なんでも長くやっていると、自分なりの最適解が分かり始めるので、とくに消耗人は、ユニクロなどの安い物を利用するのも手だと思います。