今日は私のホームトレイルランニングコースの一つをご紹介したいと思います。
古来より京都と東京を結ぶ 中山道。
中でも、馬籠宿より先は「木曽路」と呼ばれ、険峻な峠と谷を結ぶ、非常に厳しい道が続きます。
今回走ってきたのは、その中でも現在、世界中からやってくる観光客の方々にも非常に人気のハイキングコースとなっている、馬籠宿と妻籠宿を結ぶコースです。
春、秋などのシーズン中は、土日には多くの方がトレッキングに訪れるため、とても走れるようなものではありません・・・。
しかし、平日でしたら シーズン中でも 危なげなく走れます。
このトレイルコースの良い点は、
- 車道が並走しているため、万が一の時にすぐにタクシーを呼べる。
- 携帯電話も大体繋がる。
- 道が広めのため、ストレスなくすれ違える、追い越せる。
- 馬籠宿と妻籠宿はとても見応えがあり、観光していて飽きない。
- 美味しいものが沢山!
- 温泉がすぐ近くに2箇所もある。
残念なポイントは
- ロード比率が高い。(約6割)
- 石畳が走りにくい。走っていて滑りやすい 。
車を停める場所ですが、馬籠宿スタートならば、無料駐車場が整備されているのでこちらを利用しました。
ただしシーズン中などはかなり混み合うため、早めの到着が必須です。
また、無料駐車場を利用させていただくのですから、食事やお土産などは こちらで買うように心がけています。
馬籠宿の中は走らずのんびりとストレッチでもしながら観光。
何度見ても飽きません。
気分も盛り上がり これからの道が楽しみになってきます。
馬籠宿を登りきると、少し見通しの良い広場に到着します。
そこから見る恵那山は絶品です!
その後は、しばらく石畳の道が続きます。
そこからは本格的なトレイルに入ります。車道を横切りながら徐々に標高を上げていきます。馬籠峠まではしっかりとした登り。
夏だと結構堪えます。
ただ、アスファルトの場所も多いため、それなりに走ることができます。
馬籠峠を過ぎてからは基本下り。
しかも気持ちの良いトレイルが続きます!
大妻籠まではタイムスリップしたかのような、美しいトレイルを存分に味わいながら走ることができます。
途中、男滝、女滝と言う夫婦滝も見ることができます。寄り道してもさほど距離は変わりません。
石畳の箇所も所々に出てきますが、注意して走ればなんてことありません。
妻籠宿は馬籠宿の倍近く規模があり、非常に魅力的な古民家などの宿場町がそのまま残っています。
ここで食事をとる事も多いです。
おすすめは信州そばとソフトクリーム!ですが、よく観光地にあるような適当な食事を出すお店が少なく、どのお店もそれなりに凝ったものを出してくれます。
ここで折り返せば 往復15 km のコースとなります。
これで物足りない方がいらっしゃれば、少し足を伸ばして妻籠城まで行けば、往復19キロのコースとなります。
また、昇り降りも急なため、トレイルの練習としては非常に効果的です。
帰りは 同じ道を辿ることになりますが、是非途中の無料休憩場を利用してください!
趣のある古民家で 無料でお茶を振る舞っていただけます。
ここでは外国の方が非常に多いため、思わぬ縁ができるかもしれません?!
帰りは登りが多くなるため、しっかりと心肺と太ももに効かせたトレーニングができます。
最初から最後まで歴史を感じ、時代を忘れる非常に素晴らしいトレイルが多く、川がきれいで木々は暑さから守ってくれます!
電車でもアクセスしやすいため、愛知、岐阜、長野などの中部地方の方にはお勧めの初心者向けトレイルランニングコースです。
また妻籠、馬籠、ともに温泉がすぐ近くにあるため、ここで汗を流すのも超オススメです!
いかがでしたでしょう、私のホームトレイルは?
平日に走れば 出会えるかも?
もしすれ違ったら 是非お声をかけていただければ幸いです!